更新されない日記

お盆もおわってしまった。あの人の日記は6月の更新を最後に音沙汰がなかった。インターネットの世界は嬉しいことも悲しいことを容易く私の中に入ってくる。小さなトゲがチクチクと。もうそんなことが嫌になってしまって何も知らないでいいやなんて思ってしまってなにもかも終わりになればいいやって思ってしまって。次あの人に会える時、わたしは髪の毛が少しでも伸びていればいいと思う。髪の毛の長さは時間の長さを表してくれてる。髪の毛が少しでも伸びて、あの人が『髪伸びたね』って似合ってなくても伸びたことは事実だからその一言をさらっと言ってくれれば私はなにもかも報われた気がする。そんな気がする。

Ao

六年前、わたしは一度壊れてしまった。そのことでその時大切にしなければいけなかった人を大切にできなかった。好きな人はできる限り大切にしたい。なら、私は好きな人から離れないといけないって思ってます。今でもチャットモンチーのメッセージを聴くと自分はまだまだだめだなあって思ってしまう。ただ本気で人を好きになることが怖くて、大切な人の一番な存在になることが怖くて、わがままが言えない、自分を気持ちを言ってはいけないような二番目とか浮気とかそういう存在に自分をおいてしまう方が楽に感じてしまう。いけないとわかってはいてもその場所が私にとって一番落ち着いてしまうのです。そんな自分が幸せになんてなれない。ね、

昇華

生きづらくしてしまったのは自分なのかもしれない。もっと力を抜いて無駄なことは考えなくてよくなって、地面から離れるスレスレのところまで体重が軽くなってもういっそのこと空を飛べたらいいのにな。どしんと構えることさえできないのにいろんなものを蓄えて頭の中はパンパンでそれでも全然物足りなくて食べても食べても私の中のものが満たされることはなくて太ってしまうかもという後悔しか残らなかった。私、生きるの下手くそだなあもっと軽く生きたいなあ。どうにもならないこととか仕方がないことに対して目をつぶって明るい方向を見れるようにならないと、気づかない間に手から大切なものがなくなっていっちゃうきがする。ねぇ、どうすればいい?どうすればちゃんとできるかな。ちゃんとした生活がしたいよ。上手な生活がしたいよ。

半身浴しながら汗を出しながら言葉も吐いてみよう。もうヘロヘロなんだ半身浴はめんどくさいから全身浴してる心臓に負担がかかるからやめなさいって書いてたり、肩や首が冷えるのはよくないからちゃんと浸けなさいって書いてたり、いつだって情報は無責任だななんてもう慣れちゃった。ただお風呂のお湯がいっぱい入ってるから全身浴だよ。汗をたくさんかいて私の身体の中の悪いものぜんぶぜんぶ吐き出せたらいいのにな。あの人に会いたい気持ちも学校なんか行きたくない気持ちもビールがたくさん飲みたいっていう気持ちも細くなりたいけどたくさん食べたいって気持ちもぜーーーーんぶ全部吐き出せたらいいのにな。2リットル汗をかいても、2リットル涙を流しても、2リットルお酒を飲んでも私の中にある悪い気持ちは私の中で居心地よさそうに寝そべってるみたい。あー会いたいな。次会った時に私は何かわかってるんだろうか。あの人が成長してたらどうしよう。私はダメだな。あの人が成長することや素敵な人になることがちょびっとだけ嫌だって思っちゃってる。こんなんじゃダメだな。

浮き輪を貸してよ

昨日は良くて今日はだめだな、浮いたり沈んだり私の心は私より忙しいみたいでお休みの朝早く起きてパン屋さんに行って焼きたての可愛いパンとおいしいコーヒーを飲んでのんびり外なんか眺めちゃったりそんなことがしたくて今日も寝坊してその場しのぎのお化粧と前の日に適当に決めた服を適当に着て昨日のままのカバンを持ってちょっと駆け足で家を出た。ああ、なんだかな。嗚呼、なんだかな。心をどこかに置き去りにしないと私には持たなきゃいけないものがたくさんあって私には右手と左手しかないのに握力も20もないのになんか愛着が湧いちゃって重い重いこの大きな私の心の面倒をみちゃってる。あー時間ないな時間ないな。生きるの下手くそだな。

ソーダ水

欲しい物とお金を交換することは簡単なのにあの人はいつも遠いのね、難しいのね。ご飯よりも可愛さが欲しい季節になったみたいで可愛さはどうにもこうにも誰もお金と交換してくれないみたい。机に向かって問題をひたすら解いても恋は上手くならないよ。

フィクションストーリー

なににしがみついてなににこだわってなにを求めてるのか前が上手く見えてないのに感情だけがどんどんぐちゃぐちゃになっていくイライラしてどこにぶつけても何もスッキリしなくてコーンフレークに染み込ませた牛乳でコーンフレークがどんどんフニャフニャになっていくのが嫌いでいつも急いで食べなきゃいけないのなんか憂鬱だなって。じゃあ何で食べてるのってわかんないな。なにが欲しいの?って聞かれてもなにもいらないんだけど、あの子がどんどん欲しいものを手に入れている様子を見てるとなんだか私も欲しいような気がしてしまう。会ったこともないあの子にこんな要らない感情をいだいてしまうなんて世の中はどうかしてる。知らなくていいことまでどんどん私の中に入っていく世の中なんてどうかしてる。でも何も知らないままで目の前の幸せにぬくぬくと浸ってああ私ってなんて幸せなんだろうって空を見上げて満足そうにする女の子はなんか馬鹿っぽくてなりたくないしなれないんだろうな。多分ほんとはそうなりたいんだけど多分おそらく多分きっとなんちゃって。こんなことを考えてたらどんどんコーンフレークが牛乳でフニャフニャになるんだ。何も欲しくないなんか嘘だもうなにが本当でなにが嘘なのかもわかんないから全部全部フィクションはいはいフィクションでしたーゲームオーバーって人生の電源を切ってしまいたいのに、iPhoneの電源を切れない人間がそんなことできるはずがない。ああ、また朝が来た憂鬱なゲームの始まり。きっと今日もあの子は幸せだなって空を見上げてるんだな。どうかしてるぜ。